Rainism
その韓国の歌手Rainであるが、ディスカバリーチャンネルを見て2007年に独立して個人事務所を作っていたことを知った。
このあたりから、彼の国際的なビジネスパーソンとしての活動が始まる。
海外、とくにアメリカでの知財関係がなかなか処理できなかったり、たくさんの問題が彼個人に降ってきていて、テレビ画面のなかでも知人に“いま、大変なんだ”というような話をしているのも実際かなりハードそうではあるけれど、しかし、その姿にはストレートに共感できるものがあり、これからもrainがどんな活動をしてゆくのかが楽しみだと思った。
たぶん初めてだろう、20代のアジアの青年が世界を市場に自分自身を売り込んでゆくなんて。これはもちろんビジネスなのだけれど、金融や他人の欲に流されてここまで来てしまった、というのとは違う、rainの主体的な意欲で新しい部分を切り開いてゆこうとする印象があって、心打たれたのだ。
「恨」というのはこういう展開もあるのか。
“きっとできる”と自分で自分のことを信じている人は、少ない。
自分で自分を信じて、どうであれ自分を好きになる、ということには時間と経験が必要なのだ。
けれども、スポイルされた若者文化が華やかな地域では、お手軽に身につけられるかのように喧伝され、それは人が駄目になってゆく元凶かもしれない。
rainはrainになる前、オーディションを18回受けては落ちてを繰り返していて、その時点で明らかに他の人と違う雰囲気があったのだと、彼のプロデュースを以前していた人は語っていた。
18回というのは、かなりキツい数字で、しかもrainは一球入魂でそれらに臨んでいたから、絶望と怒りで野獣のような雰囲気だったというような趣旨だった。
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