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2011年12月

民主主義と経済

ポーランド出身の政治学者Adam Przeworski によるならば、およそ年収13,500ドルを超えると民主主義が根付くという。
ロシアの新興中産階級にとっては、もはや民主主義は贅沢品ではない。
それに、彼らはネットで自由なコミュニケーションを図ることができる環境にもある。
ということで、時代はもう変わってしまっているんですよ、
ということがモスクワタイムスに書かれていた。

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映画ノエル

スーザン・サランドンが主演の群像劇。
クリスマスイブに人びとに起きる奇跡の物語。
いい話だ、それに俳優のひとりひとりが魅力的・・・。
ロビン・ウィリアムズは苦手な俳優だけど、本作ではとてもよかった。
さらに良かったのがジョン・ドーマン。こんなに素晴らしい“演技”は初めて見た。このひとは自分の中に物凄い数の引き出しを持っているのだろうなあ。
奇跡はあなたの身近にあるよ、という映画なのだが、もうそのとおり。

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8万人デモ

イブのモスクワでのデモ、モスクワタイムスの幾人かの記者の感覚では参加者は8万人ぐらい、と報道されていた。
警察との目立った衝突はなく、終始参加者は楽しそうで、およそ満足げな雰囲気で終えたとのこと。
アレクセイ・ナバリニはもちろん、大物政治家ロックスター等も参加、もしくは中継で参加して、ただ、演説のすべてが聴衆に好意的に受け入れられたわけではなかった。大統領選出馬を公表しているミハエル・プロホロフも参加していたけど、彼はクレムリンよりではないかとの評価もあって、今回のデモでは演説をしなかった。
今回のデモも反汚職・公正な選挙の要求というものだけど、プーチンが前回10日のデモの後15日にデモ参加者をエテ公呼ばわりして、それで一挙にプーチン個人批判も高まって、そういう流れで参加者が増えた。
今後がますます楽しみだ。

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イブのデモ

渋谷では非モテがクリスマス粉砕のデモをやったらしいけど、モスクワでは前回の参会者を超える主催者発表12万人、当局発表2万9千人(前回は主催者10万人、当局2万5千人、BBC認定5万人)の反政権デモが日本時間8時から行われている(現地時間午後2時から)。
演説がなされたりどうやら平和裏に進行中の模様。
おおお!

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Alexey Navalny 釈放

アレクセイ・ナバリニが火曜日の夜に釈放された。
24日にデモをするとのこと。
他の反プーチン派も先鋭化している。

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松本哉「貧乏人の逆襲」ちくま文庫

オキュパイWSを取り上げたテレビ番組で松本くんを見て、面白そうだなと思っていたので読んでみた。
本書は「タダで生きる方法」という副題のとおり、お金がなくても食事する方法とかいかに家賃を安くあげるか(野宿含む)とか交通費を安くするとかが、違法なものも含めて前半部分に書いてある。
それと後半部分は自分がどういう行動をしてきたか、○○闘争(こたつ闘争とかくさや闘争とか)や数々行ったデモ、杉並区議選について書いてある。
基本、面白く人を巻き込んでゆくことをヨシとしているので、ここに書かれていることも脚色されているのだろうけれど、およそ子供のころからの筋金入りのアクティビストであろうことは読んでとれた。
過去には威力業務妨害罪だかなにかで有罪判決を受けた経験もあるそうだ(執行猶予付き)。
彼の行動はウオール街占拠と同じく、中産階級と思っている人も実は搾取されている側なのだという発想で、そういう構造からの緩やかな解放を主張してるわけだが、ウオール街が尻つぼみになって来ているのに比べると、営業を行いつつコミュニティーに所属しつつという行動は継続性という点ではかなり優れている。
彼は社会的ムーブメントを狙っているというよりも、自分のことが大好きで自分が生きることに一生懸命なのだろう。自分のことが大好きな人が少ないから彼が自然と突出することになる。そういうある意味原初的な行動であるからこそ、今後の大きな変化のトリガーになるのかもしれない。

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八百屋の忘年会

八百屋とご本人は言っているもののそういう枠には収まりきらないお店、その宴会に参加しました。
初対面の人同士が集まって、食べて飲んで・・・。
豆の煮たの、卵焼き、青菜のお浸し、ブリの焼いたの、鍋も大根おろし2本分に豆腐とブリと京菜だけを醤油でいただく・・・すこぶるシンプルな料理が最高に美味しい。
〆は極めて美味しいおにぎり!
杜氏の世界の話を詳細に伺い、日本の米作り、農業、そういういう部分について考えされつつも、ただ単に人が集うことが素朴に楽しいと感じた夜でもありました。

山下恒夫「大黒屋光大夫」岩波新書、アマゾンの中古で購入。
大黒屋関係の近著で最も良い本だった。
巻末の資料一覧が充実しているし、内容的にも白眉。著者は大学の先生でなく、編集者から研究するようになった人のよう。
なんとか入手できてひと安心。

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Banksyからのクリスマスプレゼント

バンクシーはタフで才能もあるし愛情もある。
そんな彼の最新作はとても判りやすくて、かつパワフル。
彼のHPのショップにも今月は素敵なものがある。
どれもとってもイギリスっぽいなあ、とつくづく思う。

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ロンドンオリンピック

来年はロンドンオリンピック。
インドオリンピック協会は、オリンピックスポンサーからダウケミカル社が下りるように主催者側に要求している。
というのは、ダウケミカルがインドのボパール農薬工場事故を起こした会社の親会社を買収しているから。
主催者側は応じる気配なし、というところ。
インドも参加ボイコットまではしないとのこと。

このボパールの1984年の事故、詳細はウィキ先生が詳しいが、毒ガスが流れて1万とか2万とかそれ以上の人が死んだという。
私は2005年ごろBBCの番組で初めて知った。
BBCの画面はあまりに衝撃的で、しかもこんな大きな事故をそれまで全く知らなかったのがさらに自分自身ではショックで、これはイギリス人お得意のジョーク番組なのかと一瞬思ったほどだった(というのも、画面には、唯一生き残ったという行者風のおじさんが紹介されていて、その人は不穏な空気が流れてきたのでヨガで培った呼吸法でずっと空気を吸わずにいたから助かったのだ、と言っていたのがど~も信じられなかったのだ)。

しかし、こうやってこんなところで負の遺産に言及されているのを見て、はじめてあの事故が本当にあったんだと感じられた。

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世界は変わったのか

私は私を通してしか世界認識ができない。
なので私が変われば世界が変わる。

気付けば12月も半ば。今年が終わるという信じがたい時期。
今年はたぶん私だけでなく多くの人にとって世界が変わった年だろう。
3.11は直接は私の生活に影響を及ぼしていないけれど、気持ちが大きく変わるひとつのきっかけだったのだろう。
いま、日々が楽しくて世界を愛せるよ、という心持。自分だけしか見ていない人に対しては100%間違っていると言いきれる。

変わり続けていなければ生きているとはいえない。すべてを変えてしまうわけではないけれど、破壊し作り直しトライアンドエラーの過程が生きているということなのだろう。

来月には来年がまた来る。

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吉村昭「大黒屋光太夫」

いろんな資料を読んでから、吉村昭の小説を読んだ。
おや、と思ったのは1か所で、あとは他の資料にも書かれている事実に忠実、本当にきちんとトレースしていた(1か所、他の資料では島での殺人を見たのは小市だけとなっていたが、吉村の小説では磯吉もそこにいたことになっていた。もしかすると新しい資料で磯吉もその場にいたことを吉村が発見したのかもしれない)。
また、吉村は、オランダ正月の絵に描かれている椅子の洋装の人物について、出島で洋服を手に入れた学者だ、と記していた。これは、いや磯吉だとか争いがある点で、でも吉村の筆致では説得的に読むことができた。
本小説は吉村の他の小説に比べて筆が粗いという評もあるようだけど、私はそれを感じなかった。光太夫が強靭というだけではない、生々しく、人としての肌の匂い的なものまでもが感じられたし、吉村の思いがことのほか感じられるような気もした。

吉村の本でも“エトチョワ”発見の場面は感動的だった。
光太夫たちがはじめてロシア人に会ってロシア語を学ぶ突破口になったのが“エトチョワ”というフレーズ。それはまるでヘレンケラーのウオーターと同じ、“エトチョワ”というロシア語が“これはなんであるか”という日本語と対応することが発見されたとき、ずっと音声でしかなかったロシア語が突如言葉として意味をなしたのだった。
“エトチョワ”・・・エータ・チェボー。
でも、調べて見たら、これは何ですか、は“シトーエータ”というらしい。
いまロシア人にエトチョワって言ったら理解してもらえるのか?
江戸時代のロシア語、やっぱり現代語とは違うのか・・・?

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大統領選出馬

来年3月の大統領選にMikhail Prokhorov ミハエル・プロホロフが出馬を表明した。
ロシア3番目の富豪で政治指導者の一人。
それを伝えているガーディアンの最後では、Alexei Navalnyアレクセイ・ナバリニも出馬しそうな風が伝えられていた。
ナバリニは現在15日間の収監中で、そこでのインタビューの際に、「ここでは」大統領選出馬について語りたくない、と言っていたそう。
目が離せない。

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憂国のラスプーチン

佐藤優原作、伊藤潤二作画。
原作に忠実でもちろんシリアスな内容、でも可笑しい。
伊藤潤二のホラーマンガはこれを書くための序章だったかのように不思議な調和がとれている。いかにも虚構なのに逆にリアル・・・ほんとうに不可思議。
だれがこういうマッチングを考えたのか・・・うむむむすごい。

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5万人デモ

土曜日、モスクワで5万人ほどが参加したデモが行われた。
主催者側は10万人、政府は2.5万人と言ってるそうだけど、BBCのサンドフォードさんは5万人と認定。まあ、なんとなくそんな数字なのだろうか。
とにかく、ソ連崩壊後、最大のデモということで、その規模もさることながら、一般市民の参加が多いということと、暴力や放火や逮捕者がなく粛々と行われたことに西側メディア(?)も最高に好意的。
それに政府側も上手くて、モスクワに5万人もの警備を配備し、出入りを管理しやすいボロトヤナ広場(モスクワ川の中州なので橋を渡らないと行けない)で開催をさせて見事成功。
・・・ロシア人は凄い。
 感動的なBBCの記事

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ガクガクブルブル

今日もベジハーブサーガ♪
寒いからパパドじゃなくてラッサムがサービスされましたよ。
オクラのドライなカレーと、バッタコランプではないナスのカレーをチョイスしたところ、途中から寒くてしょうがなくなってきた。
なんか、体が冷えるカレーを選んでしまったような気がするんだけど、たしかにナスもオクラも夏野菜だから・・・?
こんごは季節を考えてオーダーしようと思った。

さて、そんな冷えた身体を温めようと歩いて蔵前のアンビカトレーディングに行きましたところ、ローズシロップを買おうとしたら、お店の人に「コレ味知ってますか」といわれました。ベジハーブサーガでデザートにかかっていたのが美味しくて買いにきました、と答えたところ、「見た目は良いけど味は苦手という人もいるので・・・」ということで(たしかに独特のスパイス味)、ミルクと混ぜると美味しいとか、身体を冷やすので夏に良いとか教えてくれました。なるほど、これも冷やす系か。
アンビカはインド料理屋さんへの卸がメインなので、スパイス類がバッチリそろってるし超~安い。お菓子系も結構あるし、渡辺玲先生の本もあった。チャパティを伸ばして焼く専用フライパンやら、いろいろ面白い。なんて良い店なんだ。

自宅では、マレーシアの方のお土産のココナツミルクジャムを味見。
以前、流行ったミルクジャムのココナツ版。
エキゾチックテイストでもあって美味し。
砂糖は最も体冷やすらしい。

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The blog of Navalny in English

片仮名だとアレクセイ・ナバリニと書いていいのかな、とにかく英語のブログが5日に立ちあがった。
デモやるよ、から始まって、本人が警察に逮捕されて15日間の拘束となった7日には、何処の警察署にいてその後移送されたかを奥さんが書き込んでる。

東京も結構寒い。
職場の人たちに湯たんぽが流行っているみたい。
私も去年買ったのを出してきてさっそく使ったら、はあ~気持ちいい。

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Alexey Navalny

ロシアの弁護士・ブロガー・政治活動家。
月曜夜のモスクワのデモで逮捕された市民300人とされるうちの一人。
でも、ニューヨーカー誌によると、Alexey Navalnyは他の299人とは違うとのこと。
たしかにNYタイムスにも掲載されているYoutubeを見るだけでも彼の巻き込み力は凄い。

光太夫関係を読んでいて興味深いのは、なぜ彼がロシアの人々の協力を得て船を仕立てて帰国できたのか、という点。生田美智子「大黒屋光太夫の接吻」はこの視点で光太夫のコミュニケーション手法を分析している。
ユダヤ人等の収容所で生き残った精神科医によると(「夜と霧」)、生き残るタイプは3つ。格別の強靭な肉体の持主・精神的に大きな欠落ある人・愛嬌ある人。

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盛りだくさん

鈴木宗男が仮釈放され、オリンパスの第三者委員会調査報告書が公表された。
とはいえなにごともなく淡々と日が過ぎた。
なにか少しずつ変わってゆくかな。
今週末はそろそろマンガの「憂国のラスプーチン1~3」を買うつもり。伊藤潤二がどういうふうに描いているのか、楽しみ。
先の週末から始めたパン作り、機械で作るとはいえなかなかスリリング。簡単にはふっくらならない。正確な温度や分量の計測がキモのようだ。アーユルベーダ的(?)には炭水化物の粉物は体を冷やすのであまり良くないようだけど、コメがたくさんあるので何とか消費しようと「ゴパン」を作ってみることにしたのだ。ある程度うまくできるようになったら、周りの皆に配る予定。覚悟して欲しい。
大黒屋光太夫の資料を眺めている。史実ってひとつでないから何度もいろんな方法で楽しめる。真実はどうなのか、答えのない問いに臨むのは楽しい。

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改めて思うことあれこれ

あらためて、ヴェジハーブサーガは良い。
あまたあるインド料理屋のほんの幾つかしか知らないけれど、知ってる中では飛びぬけて良い。
たしかに味も美味しいのだけど、味とは別次元でなにかが私の体に合う。
VHSに行くとその後、明らかに心身の調子が良いのだ、これは初めての不思議体験。
インド料理屋でここほどベジを標榜している店もないので、そういうベジの部分が私に合っているのだろうか、わからない、けど調子良い。
ただし、私はここではセットものを食べたことがない、だから自ずと高評価になってしまうのかも。
とはいえ、心地よいのだからそれは有難いことだ。
次回来店時は、そのあたりの秘密を尋ねてみよう。
ちなみに。
先日行ったときは、インドカレー食べ歩き9日間旅行(著名料理家主催のツアー)から帰国したその足でシメの店としてVHSに来た、というグループがいた。
9日間現地でカレーを食べ続けてきて、で、VHSか・・・うーん、納得(笑)。

あらためて思ったこと、あとは罵詈雑言系でして・・・(^^ゞ
上記のような趣味の私としては、いわゆる高級店の料理はホントNG。高級食材をそれなりに調理してることは認識できるものの、体に合わないって感じがして、実際、胃にももたれる。なんで食べるものにこんな吃驚するような金額を払うのか、という意味でも気持ちが萎える。私なんか王侯貴族じゃないんだから、こんな料理一生食べられなくていいのに・・・ああ分をわきまえたい(じゃ、そうすれば、と)。

NHKの坂がどうの雲がどうの・・・をチラ見してゲンナリ。
原作者も好きではないけど、それより制作サイド、オヤヂ史観をとうとうとナレーションする作りが薄っぺらいドラマに萎えた。
こういう薄っぺらい、つまり地に足付けた思考がされていないという事実(作る人、演じる人、見る人すべてに渡る)は、どんな思考よりも私を悲観的にさせる。なにをやってもこの国は不幸なのだと。
まあ、ことにつけマスとの不親和を感じ、自分の行く末は楽観できないと感じるのでありました。

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「こころ」は遺伝子でどこまで決まるのか

NHK出版新書。宮川剛 著。

ゲノム解析、興味あったので読みました。
著者は行動神経学者。
マウスによる実験結果が詳細にわたり記されている。
ただ、ゲノム解析サービスそのものについては自身が体験してその具体的な情報に基づいて書いてあるのが、たぶん今年いっぱいあたりまでは通用する最新情報なのか(本書は23年2月発行)。
塩基配列というのは99.9%程度は誰でも同じなのだけど、その違う0.1%の塩基配列(300万個)に意味づけしてゆくのがいわゆるゲノム解析サービスで、相違部分のうち100万個をピックアップしてうち論文等がある数十の部分の意味づけをしてくれて約2万円、というのが執筆現在とのこと(相違部分すべてに個体差の意味があるのでない、とも考えられているそう)。
ネットでHPにアクセスして申し込み、送られてくるヘラに唾液を付けて返信して3週間でネット上で結果が見れるらしい。
なんともお手軽。そしてより安くより大量の情報提供への加速度は驚異的とのこと。

ねずみちゃんが体を張って提供してくれた研究成果とゲノムサービスの現状から言うと、精神疾患はたぶん遺伝子で決まるもののすべてが決定づけられるわけではなく、また、精神的傾向は遺伝子的に左右されるものの性格判断等を遺伝子レベルで行うのはまだ無理でいわば占いレベル、ということ。
直感的にもそうだろうと納得できる。

とはいえ、この遺伝子情報が「究極の個人情報」であるのは明らかで、その究極性はどんな意味をもつのかが個人的に一番気になっていた部分。
個人を識別できるのは確かだけど、個人のなにが識別できるかがまだわからないし、識別要素がどのような意味を持つのかもまだわからないのだから、問題点は未知というのがどうやら現状のようだけれど、遺伝子情報がそういう個人識別の情報であるという側面に加えて、生きている限り30億個のそれをばらまきながら存在するのが人間であるという側面、じつは後者こそが遺伝子情報の特異性なのだと感じた。
恋人の抜け毛で、マックの使い捨てコーヒーカップについた唾液で、だれもが他人の遺伝子情報を簡単に入手しうる状況(←すでに私たちが半歩足を踏み入れている状況)になったとき、どう対応するのか。
著者も、いま社会全体で議論すべきと述べていた。

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寂しくない12月

スタバの季節限定ビバレッジ、自分で作ると節約できるよ、という記事があった。
こういう赤を基調にしたカップの柄を見たりすると、ああ12月だなあという気持ちになる。そして、たしかにぐっと冷え込んできたこの頃。

私はクリスマスにはネガティヴ。
キリスト教徒の人がその日を祝うことは美しい、しかしいわゆる年中行事としてのクリスマスはNG。
(スタバの赤を基調としたカップの絵も、クリスマスではなくて北半球の年末・年始を図案化したもの←心みだされない 笑)

そういう気持ちもあり、12月はいつもやや鬱的マインドがあったと告白します。
生まれてコノカタ、ずっとそうでした。
くわえて、クリスマスソング。
イメージするのは年代によって違うと思うけど、私はワムのラストクリスマスなのです、はい。そもそもあれは暗いアホい歌だから、ますます気持ちがゲンナリするわけで。

しかし、今年はなぜか、今のところネゲティヴ・マインドが芽生えてません。
なににつけ、ややポジティヴなマインドで過ごしていられます。
なぜなのか。
精神的にマインドセットがあったっけ?肉体的にはヨガ始めたことぐらい?はたまた、単に加齢とはそういう経緯をたどるものなのか(死が近づいて来る年代にきてネガティブマインドが支配していると救いようがなくなるから・・・とか?)。

とはいうものの、お気楽極楽な気持ちに成れているわけではなくて、オリンパス的日本の経営者マインドのしょうもなさには毎日腹を立ててます。
腹立てつつ、自分の活動範囲で問題点を少しでも良い方へ向けてゆこうとして、それが多分いくばくかでも効を奏していると実感できることによって、気持ちが保たれているのか・・・。

みなさま、よい年末シーズンをお過ごしください。

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