問題解決の手法

学術論文を読んで号泣できるとは思わなかった。
この瞬間を抱きしめてゆこうと思う。
キーワードのみ羅列。

「リスクとは生き方の問題なのだ」文化人類学者のMaｒｙDouglasら

「勝ちきるための戦略」

「ワクワクする（ｃｏｎｖｉｖｉａｌ）ゆえに長続きできる」

「若者たちは三陸沿岸地域との間に疎開保険をかけた」

「自閉したアウタルキーではなく、都市との関係を作りながら展開されるもの」＝リワイアリング

「私たちが自らに対して行使している恐るべき力」「を責任をもって行使せねばならないという、気が遠くなるほどに重い義務」

いま、

私は問題を解決しようと臨んでいるわけだけど、そもそも問題はどこにあるのか、論点の抽出ができれば問題解決は一挙に道半ばとなる（これは、私が法律をめぐる実務で体験的に身に着けることができた事実だ）。
この問題点の抽出には、まず現実を見ることが必要で、つまりフィールドワーク。
フィールドワークしつつ全体像を作る努力をする。
そして、絡まりもつれた部分で解けそうなところにまずはアプローチ。

それはほんとうにもつれた糸をほぐすのと同じ。

問題点が見えたら、それをシンプルに組み立てて、解決の方向性を決める。
シンプルなワードを記した単語カードを入れ替え書き替え、これしかないという方向性を決める。
決まったらそれからあとは実践。考えつつ思考しつつ躊躇しつつ、しかしそれはあくまで内心で。

坂口恭平が凄いのは舞台裏は見せない、ということを徹底しているから。
あ、見せない、ということが重要なんではなく、舞台裏が常にある、ということが重要っていうことです。
すべては仕込み。すべてはエンターテイメント。人生はエンターテイメント。
それができるような精神の強靭さがない人は表に出てはいけない、ということ。