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「アトミック・ブロンド」

たぶん今年の私のベストワンだろうと思ってる、まだ見てないけど(今度の金曜日が封切)。

たくさんでてる予告編を見れば全体像はほぼほぼ想像がつくし、サウンドが1980年代のヨーロッパっぽさを醸していて、いやもうこの映画のターゲットはまさに私でしょ、というくらいの映画、かなと。藁の女。
アトミックというのは主人公自体が最強兵器という意味とともに、80年代が核の時代だったというのも言っているわけで、サウンドトラックの歌詞にも原子爆弾がどうのこうのというのがいくつもあるし、あの時代の雰囲気とともに、一周してきた今現在の感覚もあわせて描かれているのだろうなあと期待する。
女性のアクション映画がニュートラルな視点で描かれている(男性向けセクシー路線でなく、という意味)のも、とても良い。
セロンという女優がいたから成立する映画ではあるけれど、とにかくこういう映画が成立する時代であることを私は喜んでいる。

ハーヴェイ・ワインスタインがあっという間に公職を追われている。
そういう時代。

押しつぶされるような感覚で過ごしていた。
承知の上でそういう感覚に身を置いて、なんとか自分の力を信じられるようにと意欲して、ヒュージなプレッシャーは常にあるものの、それが当然のものとして感じられ、本質的な負担にはならず日々を生きられるようになってきている。
Pet Shop Boysの「LEAVING」をふと聞いて、やっと意味がわかったと感じて、嬉しさを覚える。
今この日本に生活することは、ほぼ死ぬことを忘れて過ごすことになるわけだけど、それはホントじゃなくて、死はいつもそこにある。
とにかく嘘の生は私はいらない。絶対にいらない。

.I know enough's enough

and you're leaving
You've had enough time to decide
on your freedom
but I can still find some hope
to believe in love

Our love is dead
but the dead don't go away
They made us what we are
they're with us every day
Our love is dead
but the dead are still alive
in memory and thought
and the context they provide

I know enough's enough
and you're leaving
You've had enough time to decide
on your freedom
but I can still find some hope
to believe in love

Our love is dead
(Our love is dead)
but the dead are here to stay
(Don't go away)
They made us what we are
(That's what we are)
They're with us every day
(Oh, every day)
In darkest night
(In darkest night)
their memory keeps us strong
(It keeps us strong)
and if our love is dead
(Our love is dead)
it won't be dead for long
(No, not for long)

I know enough's enough
and you're leaving
You've had enough time to decide
on your freedom
but I can still find some hope
to believe in love

Believe in love
Don't go away


去年ぐらいから、臭覚が敏感になっている。
これも加齢のゆえかと思ったら、いや、臭覚は加齢によって逆に衰えるもので、突然臭覚が衰えたようなときは5年以内に死亡する確率が高い、などという楽しい記事もあったり。

街の匂い、場所の匂い、空間の匂い。
混然とした抽象的な何かの匂いの中から突然知覚される既知の片鱗。
そして、この片鱗が目で見て認識していた世界を瞬間に解体させる。
なぜ私はこの匂いを知っているのか、何の香りなのか、この香りにどんな記憶が結びついているのか。
脳の深いところに降りてゆく。
ああ、なんてエキサイティングな感覚。
食品や香水の匂いはやはり特別に刺激するものがある。
パトリック・ジュースキント「香水」をまた読んでみようと思った。
先日、ドイツ人が、ノーベル文学賞の発表直後だったので小説の話になったのだけど、ドイツでは翻訳作品ばかりが読まれているのだ、と言っていた。
ヘッセぐらい前の人だと読者もいるけど、最近はパトリック・ジュースキントの「香水」ぐらいで(あれもひどかったでしょw)、ドイツには作家はほとんどいないと言っていた。
ほんとかな。

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