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イーストウッド「15時17分パリ行き」

お買い物をしていて時間があったので鑑賞。
一緒に行った配偶者は、途中2度ほど寝落ち。
でも、私は面白かった。
この映画は、たぶんメインのタリス事件は周知という前提で、そこではなくて若いアメリカ人男性たちの普通の日常とその現象面での飛躍との連続性を描いている。

とはいえ、映画では、AK47の銃口を向けられたスペンサー君が、最初の一発が発射されなかったから犯人を取り押さえることができたシーン、あそこがたぶんハイライト。
でもあれは、どういうことなのか、スペンサー君は軍隊の訓練等で弾が出ないことを知っていたの??
2年前の事件のときに一躍時の人になった彼ら3人は、今回の映画化でも再度マスコミに呼ばれて、トークショウ等で話していたのだけど、どこかの番組でスペンサー君が「a bad primer だったからラッキーだったよ」と言っていた。
え~、そうなのか、たまたま不発だったっていうことなの?それともカラシニコフはそういうプライマーが最初はいっているものなの?
とにかくラッキーだったわけだ。
スペンサー君は I kind of took a leap of faith at him. とも言っていて(テロリストに飛び掛かってみた、の意味で)、これは彼らがキリスト教徒だからなのか、それとも若い人でもごく一般的に言う言葉なのか、私にはわからない。
とにかく、この映画と事件と彼らのメディア露出、過去と現在と虚構と現実とが混然一体となって興味深い現象を見せてくれている。
世界は舞台、我々は皆役者、ということを、シェイクスピアとは逆の方向性から、観客の方向から現している感じがする。
ザ・シェイプ・オブ・ウオーターの感じ。こういうのなんて言うんだろう、パラダイムシフト???

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