ご先祖様の情報は菩提寺にも残っていますが、ここでは戸籍をさかのぼってゆく方法をまとめておこうと思います。
まず、必要なのは自分自身と調べたい側の直系尊属(父・母・祖母・祖父等)の双方が記載されている戸籍・除籍・改正原戸籍のいずれかです。
現在は婚姻した夫婦とその子による核家族がほとんどですから、婚姻している人はまず結婚前の戸籍をとることになります。
その場合には、婚姻前の本籍地の役所(市役所・区役所・町役場)に直接行ってもいいのですし、郵便で請求することも出来ます(自分の婚姻前の本籍住所が判らない場合は、今の戸籍をとるとそこに前の本籍地が記載されています)。
郵送で請求する場合、当該役所をググると必ず戸籍の取り方のページがあるので(たとえば文京区)そこを参照して申請書を作り、自分の身分証明書(運転免許証・パスポートなど、自治体によって要求する内容が異なる)のコピー・手数料分の定額小為替(郵便局で購入します)・返信用の封筒に住所と切手をはったもの、を郵便で戸籍係に送ります。
このとき、『自分の家系調査をしていているから、さかのぼれる戸籍・除籍等は全部欲しい』旨を手紙に書いて送ると、その役所にあるだけの古いものを一気に送ってくれるので大変便利です。もし家系図がわかればそれを書いておくと親切です。
なお、定額小為替が不足していれば役所から電話がかかってき、不足分の金額をつげられますので、その分を追加で郵送してからでないと戸籍等を送ってもらえないことになります。あらかじめ多めに定額小為替を入れておけば、残った分が自動的に返送されてきます。
さて、こうして婚姻前の戸籍が手に入ります。
戸籍を見ると、すでに死んでしまった人や婚姻によって姓が変わった人には×がついています。戸籍に書かれている人全員に×がつく場合には、すでに空になった戸籍ということで「除籍」という名前の戸籍になります。除籍の申請費用は750円です。ちなみに普通の戸籍は450円です。
また、戸籍は戸籍法という法律によっているのですが、その法律が変わったときに戸籍が作り直されます。たとえば、家制度がなくなって家族制度になったときには全く新たに戸籍が編纂し直されています。この編纂し直される前の古い戸籍を「改正原戸籍(かいせいげんこせき・かいせいはらこせき)」といい、やはり750円です。
手に入った戸籍を発端に、どんどんさかのぼってゆくことになります。
今手元にある一番古い戸籍には、その前の本籍地が記載されています。その本籍地の役所をググって同様に戸籍の申請の方法を確認して郵送で請求してゆくわけです。
その際には、自分と請求する戸籍に掲載されている人との関係を証明する文書をつけなければいけませんが、それには、自分の運転免許証等身分証明書類のコピーととそれまでに手に入れた戸籍のコピーを同封します(返信してもらいたいときは返信希望の旨を書いておいた方が安全です)。その際も、家系図を記載して古い戸籍全部を出して欲しい旨を送れば便利です。
江戸期に生まれた人が戸主になってでてくるあたりで戸籍は終わりとなります。
文章で説明するのって意外に大変ですね、しゃべれば楽なんですが・・・。
お粗末ですがこのあたりにしておくことにします。
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