志ま亀、銀座本店閉店セール

ご案内をいただいております。
15日日曜から2週間の銀座本店閉店セール。お着物半額など。あらま。

志ま亀がね・・・。
銀座のお家賃に耐えかねて、と言うようなことがお手紙に記されていました。
日本の鷹揚な部分がどんどん削られて行っているような気がします。
先日、昨今のビンボくさいスピリチュアルはほんとうに信奉されているのだと知り、たいへんに驚愕しました。
ものすごーーーく息苦しぃーーんですけど

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ピンクの着物

最近、着物熱中症第2期に入ったように思います。
なんで第2期なのかといいますと、表面的な熱が冷めて髄の方に病原菌が入っていった感じがあるからです(笑)。

先日、母の着物を見ていたとき、ほとんどは渋い系の地色の着物だったのですが、『これ着てみなさいよ』と言われたのがピンクの着物。
うーん、私の趣味じゃないし、あなたの娘ではあるけれど世の中的にはすでに娘さんじゃないのになぁ~、と思いつつ袖を通してみたら、あららビックリ、素敵に似合っている(当社比)ではありませんか。
洋服だったら絶対に着ないピンクなのに着物だとこうなるのか、まざまざと着物の力を思い知らされました。
しかも、『あなたの年代だとこういうピンクが似合うものなのよ』、と母の弁。
え~そうなの?そういうモンなの?
そういえば、やや渋い紫に寄ったピンクで、底抜けの明るいピンクとはチート違う色味。
さすがに着物を長年見てきた年寄りであることだなあ、と古典的に驚きました。

ということで、着物のおもしろさを1バイト知って着物熱中症第2期に進行したワタクシであります。

別の話題。
昨日は職場の仲間と飲み会でした。
みんな気持ちのいい人ばっかりだなあ、と改めて思いました。
仕事は社会のためという観点ももちろんあるのですが、とはいえ、目の前の彼/彼女と協力しあうことが楽しいという側面も大きいわけで、こういう人たちと日々仕事が出来ているのは本当に有り難い、この信頼関係はなんとしても保持してゆかねばなあと思うのであります。

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江戸小紋の体験に行ってきました

Photo
画像は反物が並んでいる様子です。

今日は江戸小紋の染めの体験をしてきました。
先日、購入した着物を染めて下さった小林染芸です。

伊勢型紙で糊をおいて、染料をのせ、蒸して定着させ、水洗いする、というのが大まかな行程です。
小さな型紙で柄をずらさないように染め上げてゆくのは、想像したとおりに難しくて、一朝一夕にはとうてい出来ない技でしたが、それ以前に、布をその織り目を整えて台の上に広げることがたいへんに難しく、どうしたって不可能と思える技術でした。

私がもっともナルホド、と思ったのは、江戸小紋が出来たのは鉋(かんな)が出来てからである、というお話でした。
江戸小紋は一反12メートル以上の布を板の両面に貼り付けて作業するのですが、長ーい長方形の板は正目で平らな板でないといけない、その平らな板を作るにはモッコみたいな道具ではダメで、鉋が発明されるのを待たなければならなかったとのことです。
江戸前すしが冷蔵庫が出来てから全国で食べられるようになった、というのと同じように、文化は相互に関係して意外な発展を遂げるのですね。

しかし、
ほんの2尺のきれを染めただけですが、腰や肩が疲れました・・・。
ああ情けないdespair
でも、とってもおもしろくて江戸小紋についてたいへんに親しむことが出来ました。
しかも一緒に参加した素敵な方々のおかげで楽しさ倍増、の半日の体験でした。

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付け下げ小紋っぽいの

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買うてしもた。
似合わないと思っていた付け下げ小紋、っぽい小紋。
こんな柄→
瓢箪六つでムビョウ、無病に引っ掛けたオメデタ柄ですね。
季節はなし。一越ちりめん。
生地をあてると、着物というものの力がドンと来た。
たーいへんに危険なことです。
着物ぢごくの入口に足の親指が触れている感じがするう。

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着物ではなく、草履です。

Photo
さっき、銀座もとじに取りに行ってきました。
昨年のクリスマスに注文した、ねずみ色を基調としたホッコリ型のお草履です。
ジミはんなりをねらって台とツボの色を選んでみましたが、うまくいったかしらと思います。
足が前へ前へと進む感じで歩きやすい台でなので、とっても活躍すると思います。

えーっと・・・、あと実は、昨日、着物コートを買っています。
ウールのラグラン袖なので、これで脇を風が吹き抜けるのが防げます。
襟はヘチマっぽいかなり開いたデザインですから、首にはストールなりを巻きます。
今日は寒風吹きすさぶ中で3時間ぐらい立っていましたが、木綿の肌着・襦袢・長着とコート・ストール・手袋でなんとかOKでした。やっぱりコートは冬の必需品だとあらためて思った次第です。

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着物はむやみに買いません

和服に関連する、いわゆる悪徳商法でしょうか。
大阪地方裁判所 平成20年01月30日
改心させられた判例・・・。

和服に詳しくないと思われる60歳の女性が、呉服屋のパート従業員になったところ、分不相応な着物購入ローンを組まされたとして提訴した事案です。
裁判所は女性の請求を認め、売買契約は公序良俗違反で無効、その無効は信販会社にも対抗できるとしました。

着物の世界は奥が深く,一旦着物の魅力に取り付かれると,通,粋の極地まで極めたくなる美の世界である。着物を日常着用するために購入する場合もあれば,趣味嗜好のために購入する場合もある。

被告の主張です。
弁護士さんが書きそうな文章です。
文章の最後を『なんだってさ。』『って、依頼者が言うんだよね。』とするとシックリくる文章です。
着物は物欲をシゲキする世界である、ってサクッと書けばいいのにね(そうは行かないか)。

購入した商品の中には受け取ってから全く使用せずに保管してある着物,帯,さらにはバッグ(値札がついたままである。)があるのであり,使用した着物についても,仕事の一環として着用したのみであるから,自ら欲して購入したとは言い難い。

裁判所の認定です(判決文P51)。
そんなことないですよ~、
本だって買って積んどく、食品だって買って腐らせるって多いしね。
林真理子さんの本を証拠として出せばよかったのに>被告代理人。

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着物の効用

思いつきを書き留めておきます。

精神的に疲弊している人は着物を着るといいと思う。
針金細工のオブジェを与えられて人工飼育されたサルと毛布で同様に飼育されたサルでは、後者の方が精神的に安定した個体になるという心理学の実験があったけれど、たっぷりの軟らかい暖かい存在にくるまれるのはどうやら良さそうなことだと思う。
仕事で疲れたときに着物を肩から掛けてじっとしていると、落ち着くものである。ただ、その際、化学繊維では効用が薄いようにも思う。

自分が何者であるかわからない人は着物を着るといいと思う。
着物を眺めていると、この色が好きだとか柄が苦手とか感じるわけだが、実際に羽織ってみるとそれらの概念がグシャと押しつぶされる感覚を味わう。
自分に似合う着物は似合う。ダメなものはダメ。
そして、それらが自分の表層的な嗜好とは一致しなかったりするわけだ。
顕在的な意識だけが自分ではないことが分かり、自分は無数の無限の局面を有しており、したがって何者でもないのだと理解できる。
(ただし、これは多少着物になれないと見えてこないところかも。そして、これが見えてくると着物にはまってしまうのかも。たいへん危ないことですね~(笑))

自分の正しい姿勢が判らない人は着物を着るといいと思う。
着物は帯の位置で固定され他は布に覆われているだけだから、たぶん身体が解放されてあるべき場所に戻りやすい。そして、着物を着ると必然的に草履なりを履くことになるけれど、これも鼻緒だけで固定されて歩行することになるから、裸足に近い。
着物で歩行する際に力が入るのは、丹田あたりと足の親指の付け根になり、足や腰や背中の大きな筋肉が伸びやかに使われるのを感じる。心地が良い。
洋服+靴だとこれがまったく違うし、同じようにはできないのが面白いところ。姿勢とはそういうものなのだと理解できる。

あとは、裁縫が楽しくなったり、お金の使い方が変わったり(士農工商=こころざし・そざい・さいく・りゅうつう、の順番でお金を掛けたくなる)、いろいろ効用はありますね。
それと、呉服屋に出入りするようになるには気丈でないとダメなのだと、感じます。
一定の知識と自分で判断する能力がないと辛いです。当然一朝一夕では対応できません。呉服屋が『最近の方は皆さんこうされていますよ』な~んていうのは絶対にアテにならないです。着ている自分が居心地悪くなるようなことはしたくないのです。
核家族化により自分自身の歴史をしょえない私達は、書籍なりで日本の装束の歴史をフンまえて呉服屋に対峙しないと買い物もできないというのは寂しいかぎりですが、ここは時代のしっぺ返しを甘んじて受けるしかありません。戦争に負けるというのはこういうことなのかと思ったりもしながら。。。
おっとと、とりあえずこんなところで。

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大小霰

大小霰(だいしょうあられ)は島津藩の小紋柄。
先日買った江戸小紋の柄が大小霰。
江戸小紋ってもともとは武士の裃の柄なのです。家ごとに家紋があるのと同様に裃の柄も決まっていたそうなのです。

NHKの新しいドラマが篤姫ということで期待して見ていました。
斉彬が江戸城に上がるときの裃は、やっぱり大小霰でした。うわぁー嬉しい。
ふむふむ本家本元はこのぐらいの大きさなんだな、と。
柄の大きさにもキマリがあるそうなんです。
武家の柄を町人が街着にしたとき、細かい柄が流行ったのだそうです。細かい柄というのはそれだけ手が掛かっているので贅沢、ということで禁止された時もあったとのこと。
また、篤姫のお母さん役の樋口可南子は着物にとっても詳しい女優さんなので、その辺もドラマの楽しみです。今回の水浅葱色の友禅もすんごく素敵でした。友禅ができたのが元禄の頃なので、斉彬の時代だと大藩の奥はこういうのが普段着だったのでしょうか。

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江戸小紋を買う

江戸小紋を買いました。

江戸小紋とは、その名のとおり東京地方の染めの技術の一つで、縮緬地にごく小さな柄を染め上げて遠目には無地にも見える着物生地です。普通、小紋というのは柄と分かる程度の大きさの柄がちりばめられていてちょっとしたお出かけ着レベルですが、江戸小紋は色無地と同様に紋を入れて礼装に使うこともできます。単色でシンプルな柄を染め上げているというシブさも人気のようです。

・・・というのが、私の江戸小紋の知識でした。まあ、便利で適度にオシャレな着物なのかな、と。
しかしながら、いくつも反物を拝見しているとそうばかりではない魅力が見えてきました。
たとえば、江戸小紋は色無地に見えると言いますが、柄があるので色が微妙に変化をします。柄によってそれが変わるし色によっても変化の仕方がまた違います。染め色を微妙に変化させている反物もあるようで、そうなると、単純に何色とはいえない奥深さが出てきます。
で、そういうのを見ていると、つい身を乗り出して私にあう反物はどれ?という流れになってしまう・・・。
選んだのは、年寄りじみていて、しかし、わずかに華やかさがあって、シャキっとしつつ軟らかい印象の反物です。
無数にある小紋柄と色の組み合わせの中から、私はこの反物こそが欲しかったのだ、と思わせてくれるような絶妙なひとつのように思いました。
江戸小紋にすっかり惚れてしまいました~。
嬉しい反面、現実を考えると顔面蒼白で、こりゃキッチリ仕事をしないとイカン1年になりそうです。

ところで、実は去年の暑い頃から、“お正月には銀座のお店で小紋(江戸小紋ではなく)を見よう!”と決めていました。
しかしながら、先日、林真理子さんの本を再読していたらそのお店が彼女のご贔屓で、しかも最初は敷居が高くて入れなかったなどと書いてあるではありませんか。
最初、この本を読んだときは未知の名詞が多くてかなりの流し読みになったのですが、ちょっとだけでも着物に親しんでくると読めてくる部分があります。このお店はいいものがあるのはそうなのだろうけれど、いいものをたくさん見たほうがいいのはそうなんだろうけど、私には10年早いようです。
ただ、次に買うのはきちんと着るための着物、職人さんが手を掛けたものを買いたいと思っていたので、機会を得て江戸小紋を買うことになったというわけです。

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休みだ、うれしい、わっしょいわっしょい

意味不明なタイトル。
まあ、嬉しいんでしょう、少し放っときましょうね。


ということで、
多少ヘンでも大手を振って着物が着れる年末年始がやってきました。
先日、銀座の呉服屋で4人の店員に囲まれてついお草履を買ってしまった私ですが(でもスンゴク嬉しい~の)、次はああゆうシチュエイションをエンジョイしてやるぞと益々オベンキョーに拍車がかかっています。
来年は“攻め”でいくぞ、と。待ってろよ~。
ちなみに、買った草履はいっぱい綿の詰まったホッコリ丸っこいタイプのグレーのエナメル。えへらぁ~、と嬉しい。

で、最近は古着屋から着物を買ってきてほどいて、サイズ直しして襦袢とかにするのが、そりゃー楽しい。
ほどいて洗って十分縮めておけば洗えるシルクの襦袢ができる、はずなのですが・・・(まだ未確認)。
とりあえず、反物で買ったら数万数十万するのがその100分の1とかの値段で人の縫ったのを勉強しつつ自分用にできるのは、楽しいのでございます。
30年以上前の着物はこれは真似できないぞ、と言う感じで縫ってあるから、着物をほどくにも慎重になるけれど、昨今の着物は縫い方が乱暴でザクザク縫ってあります。
ふ~ん。
いずれにしろ感心しきり。
その際、絹の糸や切れ端は全部取っておきます。長いくて新しい糸は再利用して(着物に色があわせた糸なので貴重)、どうにもならない糸もまとめて玉状にしてコロコロと肌でころがすとあら不思議、お肌ツルツル。
ほんとうに、着物って無駄になる部分がありませんねぇ。

さぁ~て、年賀状でも書くかぁ。

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